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サポート記事その4(可動眼球の組み立て)

いよいよ可動眼球の組み立てに入っていきます。当キットは通常のガレージキットにはない「可動眼球」「表情交換」といった機構を取り入れているため、抜きや可動部精度を考慮して組み立て時にユーザーで穴開けなどをする工程があります。手間はかかりますが難しくはないので説明書およびサポート記事を読んでトライしてみて下さい。なおキットには虹彩彫刻有りが二組・彫刻無しが一組入ってますが組み立て方は同じです。

眼球パーツへの穴開け
eye_assemble01.jpgeye_assemble02.jpg
可動眼球パーツは抜きの関係で注型時には穴が開いていません。凹みをガイドにして1.0mmの穴を開けて下さい。

eye_assemble03.jpgeye_assemble04.jpg
穴開けは必ず凹みをガイドにして、上下それぞれから開けます。片方から反対側まで貫通させようとすると、内側には凹みが無いので刃がずれて軸が傾く恐れがあります。
穴が開いたら仮にプラ棒を通してみます。模型用のプラ棒は太さに0.1mm程度の誤差があるため、場合によっては1.0mmの穴だとプラ棒が入らないことがあります。その場合は0.1mm太いドリルで穴を開けて下さい。ただし穴が大きすぎると接着のときに余分なところまで接着剤が流れる恐れがあるので、ちょっとキツイかな?位までに留めておいて下さい。

ステーへの穴開け
eye_assemble05.jpgeye_assemble06.jpg
ステーは0.8mmの穴が開いてますので1.1mmまで拡げて下さい。ステーの穴がキツイと可動がスムーズにいかないので眼球より0.1mm太い刃を使います。穴が開いたらプラ棒を通して確認します。ステーがストレス無く動くことを確かめて下さい。キツイ場合は眼球同様に0.1mm太いドリルを使います。

組み立て(軸通し)
eye_assemble07.jpgeye_assemble08.jpg
眼球とステーを組み合わせて、プラ棒を通します。説明書に書いてある眼球の内/外とステーの前/後の向きを確認して下さい。組んで眼球を前に向けたときステーの後ろ側にアーチ部分がくるのが正しい向きです。正しい向きで組めたら、少し余裕を持たせてプラ棒をカットします。

軸の接着
eye_assemble09.jpgeye_assemble10.jpg
軸の接着には瞬間接着剤を使います。ノズルなどから直接つけると出過ぎて危ないので、接着剤が染みこまないものの上に少量出して、尖ったもの(使い古しのデザインナイフの刃先など)でプラ棒と穴の境界の部分に少しづつ付けます。接着剤が固まったらプラ棒の余剰をカットして完成です。

パーティング処理
eye_assemble11.jpg
眼球のパーティングラインが残っていると可動に支障をきたすので、パーティングラインを消して下さい。組み立て前で無く軸の接着後に作業を行った方が、持ちやすいので楽に出来ます。スポンジペーパーのSUPER FINE(#320~#600相当)あたりが良いでしょう。

プラス一加工
eye_assemble12.jpgeye_assemble13.jpg
虹彩や瞳孔のモールドはそのままでも問題ないですが、よりハッキリさせたい・大きくしたいといった場合には写真のようにドリルやルータ用刃(写真は浦和工業の超硬カッターHC104テーパー型)でさらって下さい。電動でやると刃が滑って危ないので手持ちで。

eye_assemble14.jpg
分かり難いですがビフォーアフター。瞳孔をドリルでさらうのは、ドールアイ加工で説明するエナメルスミ入れが楽になるのでオススメです。


サポート記事その3(下準備)

組み立て前の下準備に入っていきます。

パーツチェック
まずイベントでガレージキットを購入した場合はパーツチェックを必ず速やかにして下さい。当キットでは説明書にパーツリストを文字と図でつけていますので照らし合わせて下さい。ガレージキットではポリウレタン樹脂パーツ(以下レジンパーツ)を複製するためのシリコーン型の経年劣化が早いので時間をおいての対応が出来ないことから、欠品や不良品の受け付け期間が短いです。

パーツ洗浄
wash.jpg
レジンパーツの表面には、シリコーン型へのダメージを減らすために使われた離型剤がついています。離型剤には油分が含まれているため、そのままですと塗料や接着剤を弾いてしまいます。またパーツを手で触っていると皮脂が付着します。したがって接着・塗装前には洗浄を行う必要があります。
洗浄に使えるものとしては洗剤(食器用など油汚れが落ちるもの)、離型剤落とし(模型用)、脱脂剤(自動車補修用)などがあります。お手軽なのはアルカリ性洗剤(ex.激泡キッチンクリーナーなど)で油分を分解する方法です。

ゲート/パーティング処理
parting.jpg
サポート記事1で触れていますが、レジンパーツにはパーティングやゲート、バリがあります。原型には無い不要なものですので除去します。
parting_cut.jpg
パーティングラインは、ナイフの刃を垂直にあてて横にスライドさせて削るか紙やすりで削ります。ゲートは、ニッパーで切り落とすか、デザインナイフで不要部分を切った後に紙やすりで仕上げます。眼球のような曲面はスポンジペーパーで磨くとやりやすいでしょう。

サポート記事その2(工具解説)

説明書に記載している道具についての解説です。模型の場合「弘法筆を選ばず」は必ずしも当てはまらないので、オススメがある場合は具体例も同時に紹介します。

ニッパー
nipper.jpg
ゲートなどの不要部分カットに使います。プラモデル用で薄刃タイプは取り回しがし易いですが、厚みのあるゲートをカットすると刃が痛みやすいです(当方が今回使った複製業者さんはゲートが薄いので、薄刃でも問題ないです)。切れ味が悪いものを使うと最悪パーツにダメージが及びますので、ある程度良いものを買った方が末永く使えます。オススメはグッドスマイルカンパニー(匠TOOLS)の極薄刃ニッパーです(3.peaksのMK-02が同等品)。


ピンセット
pincet.jpg
当方のキットは精密ネジを用いますので、ピンセットが必要になります。先端がピッタリ合わないものや柄が薄くてしなるものは模型の精密作業には向きません。大体1000円クラスのものを選ぶと良いです。ストレートタイプとツル首タイプがありますがお好みで。写真はシモムラアレックのAL-K16ですが、3000円ぐらいするので此処まで良いやつでなくて大丈夫です。

デザインナイフ
art_knife.jpg
刃折り式のカッターとは異なり、柄の先に刃を固定するタイプのナイフです。「アートナイフ」あるいは「デザインナイフ」の商品名で売られています。刃先は柄に対して角度がついているので取り回しがし易いです。鋭利で切れ味が良い反面、切れ味は落ちやすいので交換はまめに行いましょう。OLFA、NTなどの各社で柄の太さや刃の大きさが違うので、自分の手に合うものを選ぶと良いです。

紙やすり(耐水ペーパー)
finishing_paper.jpg
紙に研磨剤が付いたもので、パーティングラインやゲート跡を消したり、傷を消すのに使います。目の粗さは、砥粒の大きさにより「400番」といった具合に表され、数字が大きい程目が細かいです。水をつけずにそのまま使う木工用(砥面が茶色のものが多い)と、水に浸けても使える耐水ペーパー(砥面が灰色のものが多い)があり、模型では耐水ペーパーを使います。写真のタミヤ・フィニッシングペーパーは台紙が柔らかくて馴染みやすいので使いやすいです。

スポンジペーパー
sponge_paper.jpg
スポンジシートの表面に研磨剤がついたもので、用途は紙やすりと同じです。柔軟性があり圧力が分散するので曲面を磨くのに向いています。逆に角の部分を磨くとダレてしまうので注意です。当キットの組立には3MのSUPER FINE(#320~#600相当)とULTRA FINE(#600~1000相当)のものがあると便利です。

ピンバイス・ドリル刃
pinvise.jpg
ピンバイスは細いものを掴める工具で、手作業で穴開けする為に使います。写真中段が最もオーソドックスなタイプで0~3.2mmのドリル刃がつけられます。刃はミネシマやNACHIなどの金工/鉄工用のものが良いでしょう(ホームセンターなどで一本200~300円)。写真上段はGSIクレオスのMr.精密ドリルで、シャンク(ドリル刃の固定される部分)が2.35mmのモーターツール用ドリル刃を差し込むだけで使えるタイプです。ただし柄の単品売りが無く、刃もセット売り以外では入手しづらいです。写真下段はWAVEのHGワンタッチピンバイスです。専用刃タイプで細い刃の取り付けが楽なのと、刃に径が刻印されていて管理が楽ですが、刃の切れ味が金工用よりやや劣る気がします。


精密ドライバー
driver.jpg
当方のキットは精密ネジを用いますので、精密ドライバーが必要になります。プラスドライバーの#00辺りのサイズが適当です。100均クラスでもさほど問題ないでしょう。写真のものはサイズ#0000でホームセンターにて200円程度で購入。

サポート記事その1(用語解説)

冒頭として、簡単に用語を解説していきます。

ガレージキット
金型で大量生産される組み立て模型に対して、少量生産向きの手法でつくられる組み立て模型です。ポリウレタン樹脂をシリコーン型に注型(レジンキャスト)してつくられるものを指すことが多いです。

パーティングライン
型と型との分割線のことを指し、成形されたパーツには表面にパーティングラインの跡が出来ます。型の精度や変形によってパーティングラインに隙間が出来ている場合は、パーティングライン上に薄皮状にはみ出した樹脂(バリ)があることがあります。レジンキャストキットの場合柔軟性のあるシリコーン型を使うため、射出成形に比べてバリが出やすい傾向にあります。

ゲート
パーツに樹脂を流し込むために型には樹脂の通り道(ランナー)があり、ランナーとパーツを繋ぐ細い通り道をゲートといいます。プラモデルやレジンキャストキットではゲートやランナーが付いた状態のため、組み立て前に切り離す必要があります。

サーフェイサー(サフ)/プライマー
サーフェイサーは傷埋め効果のある目止め材で、プライマーは塗料を定着させやすくする下地材です。模型用に売られているものは大概両方の機能を備えていますが、特性によりプラモデル(スチロール)用とレジン・金属用に分かれます。ガレージキットに使う場合はレジン用を選択した方が良いです。
プロフィール

Daedalus_Factory

Author:Daedalus_Factory
Daedalus Factory(ダイダロス ファクトリー)

WF2015Wより活動開始
シュテルンビルトにある架空の玩具メーカーという想定です。

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